私と同僚のランチ前の出来事

私と同僚のランチ前の出来事

職場の同僚と昼食を外に食べに行くことにしました。空は黒い雲に覆われていて、今にも雨が降り出しそうでした。歩いて5、6分位の所にある店なので、傘を取りに戻るのは億劫に感じられ私達はそのまま出かけることにしました。

 

歩き出してすぐに「ぽつり、ぽつり」と小雨が降っていましたが、同僚は気付いていないようでしたので、「やはり降って来たね」と声をかけてやりました。すると同僚は「えっ、降ってる?」と空を見上げながら確認しました。

 

「降っていないようだけど」と同僚が返すので、「いや、やはり降ってるよ。ぽつ、ぽつとね」と言ってやると、同僚は肘を曲げ手のひらを上にして再び確認して「いや、降ってないと思うよ」と言いました。

 

「雨は降ってるよ、髪の毛も湿っているし。君も濡れているのに気付かないの?」私が少しムキになってそう言い返しますと、背の高い彼はニヤリと私を一瞥し「そうだね、君の頭皮は感度が良さそうだ。君が正しいかも」と言って吹き出しました。正しかったのは私なのに、とても嫌な気分になりました。